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あの人、この人 | INTERVIEW 11 継続は力です。毎日を大切に送りましょう。

短大11回生 西邨マユミさん マクロビオティック・コーチ兼パーソナルシェフ・感食研究家

邦友会誌 Vol.49(2013.10)に掲載された記事より

今回のあの人この人は、短大11回生西邨まゆみさんです。現在は世界で活躍する歌姫マドンナの専属シェフを務められており、日本でも講演活動をされており、最後にご紹介していますが、たくさんの本を執筆されています。最近では、味覚糖さんとコラボしたお菓子が発売されています。このようにマクロを推進するため世界で精力的に活動されている方なので、お会いすることは叶わず、メールでご協力いただきました。

西邨マユミ プロフィール

東邦学園短期大学11回生 マクロビオティック・コーチ兼パーソナルシェフ・感食研究家

1982年に単身渡米し、マクロビオティックの世界的権威である久司道夫氏に師事。その後、アメリカ マサチューセッツ州 クシ インスティティュート ベケット校の設立に参加し、同校の料理主任および料理講師に就任し、同時にガン患者への料理指導も行う。

2001年より、歌手マドンナのパーソナルシェフを務め、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、東京を中心に活動。ゴア元副大統領、スティング、ブラッド・ピット、ガイ・リッチーをはじめ、多くのセレブリティにマクロビオティックの食事を提供してきた。

また、マクロビオティックをもっと沢山の人にと、誰でも実践可能な「プチマクロ」を提唱し、同時に、執筆活動も積極的に行う。自伝的著書「小さなキッチンの大きな宇宙」や数々のレシピ本などを出版。「MAYUMI’S KITCHEN」はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど広く海外でも親しまれている。

2010年には、マクロビオティック振興を推進するキューバ政府から招聘され、フィンレイ・インスティテュート(ワクチン研究所)における指導、有機農業や海洋調査などの現地調査に協力。他にも世界各国にマクロビオティックを広める活動を積極的に行っている。

2013年3月には、UHA味覚糖株式会社との共同開発によるプチマクロスイーツ「HAPPYDATES」が発売。また、体に良くておいしいスムージーレシピの新書「心とカラダを整える スムージー&スムージー」(講談社)も出版。マクロビオティック・パーソナルシェフを務める他、日本発信のライフスタイルの普及のため、国内外において精力的に活動中。

マクロをはじめたきっかけは?

短大11回生 西邨マユミさん

将来子供を産み、育てるのだろうと思っていた19 歳の頃、軽い季節性のアレルギーを西洋医学以外で治す方法は無いのかと模索していて、故桜沢如一氏の「新食養療法」「東洋医学の哲学」に出会いました。読んでみると「正しい食事を摂っていれば、いわゆる病気にはならず、なったとしても食を正せば治る」ということなので、実践して見たら、まさに、そこに書かれている通りなのです。また、桜沢如一氏・久司道夫氏共に「世界平和は、人間を生物学的に根本から変えて行く、正しい食事法に有り」と言われており、一層知りたくなり、当時マサチューセッツのボストン郊外でマクロビオティックを教えていたマクロビオティックの世界的権威である久司道夫氏(著書・マクロビオティック健康法)の下へいきました。きっかけは、上記の本との出会いでした。

歌手マドンナのシェフになったきっかけは?

短大11回生 西邨マユミさん

2001 年に友人の紹介で、マドンナがシェフを探していることを知り、応募。
10日間のトライアルの後、彼女のワールドツアーに帯同を機にパーソナルシェフになりました。
今後は、マドンナやセレブの為の仕事を控える事で、日本と米国両方で、一般向けの料理のクラスや著作が出来ればと思っています。

今後日本で活動することは?

執筆活動や講演、料理クラスの実施をはじめ、雑誌や書籍等にマクロビオティック&プチマクロのレシピや考え方を寄稿するのが中心になります。

マクロビオティックって?

短大11回生 西邨マユミさん

まず、マクロビオティックとは、古代ギリシャ語の「macro」(大きな)、「bio」(生命の)、「tic」(方法)を合わせた造語で、言葉通り「長く有意義に生きる方法」を指します。その方法とは「宇宙の法則に従って生きること」であり、これを実践するには「正しい食事」が最も重要であるというのが基本概念です。この言葉を最初に使ったのは、桜沢如一(1893 ~ 1966)という日本人ですが、その理念は古代からある中国の陰陽説や、仏教の「身土不二」(人間の体は生まれ育った土地と切り離せないもの)の考えに基づいています。反戦活動家であった桜沢は「世界平和は食生活を改善すれば実現する」と信じ、自論を広めるには、まず西洋からスタートすべきと考え、活動の拠点をパリに置き、弟子を各国に派遣しました。その弟子の1人、久司道夫氏(米国に渡った)が現地で、マクロをさらに体系的に整理し、大学や国連に研究機関が置かれるほど重要な地位にマクロビオティックを押し上げてきました。
具体的にどんな食事法かといえば、基本は前述の陰陽の法則と身土不二。万物には陰と陽の性質があり、食べ物も然りであるから、陰陽のバランスを考えた食事が大切と考えます。日常の食事は、玄米や雑穀、野菜、豆、海草が中心。砂糖、化学調味料、乳製品、肉は避け、なるべく自分の生活する土地の近くで穫れた有機栽培の食材を使うことです。つまり伝統的な日本の食事スタイルに近いものです。

マクロを始めてみたいなという人にアドバイスを

三つのポイントから始めてみてください。

1. 食事は、腹八分目にすること。
2. 就寝3 時間前には、食事を終わりましょう。
3. 一口30 回以上よく噛むこと。
を心がけ、植物性の食物を中心に食べる。
あとは、品質の良いものを心がけると良いでしょう。

趣味や休日など何をしている時が好きですか?

趣味は、合気道と太極拳です。他は、本を読んだり映画を見たり。旅も好きなので、夏はアラスカのマクロビオティックのコミュニティーに、冬は暖かいところに移動したりして、ハイキングやキャンプをしたり、最近は、ジョギングを再開して、体力作りに励んでいます。

これからの目標・夢は?

私なりに、マクロビオティックの考え方を、本や雑誌、TV、ラジオ等の媒体を通して、より多くの方に知ってもらう機会を広めていくと同時に、健康維持・促進のできるような食品の開発ができれば最高です。同時に、マクロビオティックの概念を基本に置くECO ビレッジを実現する。それが私の目標であり夢です。

卒業生の皆さんへ一言お願いします

継続は力です。高い山も、長いマラソンも、私たちの人生も、一歩一歩を確実に前に踏み出す事で、素晴らしい結果が得られます。素晴らしい結果は、100人100様です。毎日を大切に送りましょう。

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著書
~日本美人をつくる伝統調味料~三河みりんで味わうプチマクロ料理(キラジェンヌ株式会社)・心とカラダを整える「スムージー&スムージー」(講談社)・超実践版『プチマクロダイエット』カラダが内側から変わる10日間ToDoリスト(講談社+α新書)・『ハッピープチマクロ』10日間でカラダを浄化する食事(講談社+α文庫)・『Mayumi's Kitchen 日本語版』(講談社)・『Mayumi's Kitchen 英語版、韓国語版』(講談社インターナショナル)・『おいしい奇跡!LOVEプチマクロ』(マガジンハウス)・『プチマクロで美人ごはん』(マガジンハウス)・『ハッピー・プチマクロ』(講談社)