personal01短大18回生 黒柳裕司

あの人、この人 | INTERVIEW 01与えられた仕事の中で楽しい事を見つけて、自分の力を出してほしい。

短大18回生 黒柳 裕司 さん
名古屋国際ホテル

邦友会誌 Vol.8(1987.3)に掲載された記事より
短大18回生 黒柳 裕司 さん / 名古屋国際ホテル

突然ですが「ホテル」と聞いて皆さん何を想像されますか?パーティー・結婚披露宴・高級レストラン、中にはへんな想像をされた方もいるかもしれませんね。ここで名古屋国際ホテルの宴会部の接客で活躍中の黒柳裕司さんを訪ねました。仕事中ということもあってユニホーム姿で現れた黒柳さんは長身のせいかなかなかさまになっていて、とても23歳とは思えない貫禄を感じさせます。

Qホテルマンという職業を選んだ理由

実家が食堂を経営しているせいか、小さいころからサービス業に就こうと思っていたので、短大のときホテル事業論を勉強して、やってみたいなと思いました。

Q具体的にどんな仕事をしているのか

パーティー、披露宴等の飲物のサービス、料理のサービス、演出の手伝いをしています。

Q実際に仕事に入って楽しかったこと・苦しかったことは?

今、ちょうど結婚シーズンなんですが、御開きの時にお客様から「お世話になりました」とねぎらいの言葉をかけていただいた時がうれしいですね。苦しかった事は、新入社員のころ雑用が多く力仕事が主で、体力的に苦しかったですね。

Qお休みはどう過していますか?

ほとんど昼まで寝ています。あとはドライブか始めたばかりのゴルフぐらいで、疲れてしまって何も手がつけられないですね。

Qこれからの目標は?

スタッフでは一番上のキャプテンというものがありまして、常時タキシードを着るのですが、とりあえずそのキャプテンとしてタキシードを着ることです。

Q卒業生の皆さんへメッセージ

本当はコック志望だったんです。でも実際は違う配属になってしまったわけですが、自分の希望が叶えられなくても、与えられた仕事の中で楽しい事を見つけて、自分の力を出してほしい。

取材を終えて

仕事柄みっちり仕込まれたせいか言葉使いが丁寧で、私たちにもその姿勢を崩さず好感を持ちました。なにせ仕事の合間の取材とあって、ありふれた質問しかできなかったので残念ですが、仕事への前向きな姿勢・意識が伝われば幸いです。この後も夜中までかかるであろう仕事がまだあるとか。一日も早く黒いタキシードを着た黒柳さんを見たいものですね。

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