personal05短大4回生 真所洋一さん

あの人、この人 | INTERVIEW 05先生の言うことは聞きましょう。

短大4回生 真所洋一さん
真珠養殖

邦友会誌 Vol.8(1987.3)に掲載された記事より
短大4回生 真所洋一さん

11月10日(土)、三重県で真珠の養殖をしている4回生の真所洋一さんをたずねました。名古屋から近鉄特急「賢島行き」に乗ること約2時間、真所さんとの待ち合わせ場所である「鵜方(うがた)駅」に着きました。

真所さんとは初対面であるためどんな方かわからず大変不安でしたが、会ってみると思ったより気さくな方で、たよりになる兄貴分といった感じですっかり甘えてしまいました。

駅から車で15分ぐらいのところに真所さんの仕事場があり、前方には賢島が間近に見え、とても景色の良いところでした。

真珠の養殖は、「真珠はきれいやけど、養殖する過程はきたないし、つらいよ。」とおっしゃった真所さんのお父さんの言葉通り、細かい作業で目は疲れ、冬の寒い時期には水仕事、夏は朝早くから夜遅くまで休む暇もなく働く、ただ救いは2月だけということ。私たちのように決まって休みもなくほんと大変な仕事だと痛感しました。

短大4回生 真所洋一さん
短大4回生 真所洋一さん

真所さんのご家族は、真所さんのご両親と奥様、お子さん(女の子ばかり3人)の7人家族です。家族で真珠養殖をしています。奥様との出会いは、まだ真所さんが会社に就職していたころ、アルバイトで来ていた奥様と知り合って結婚されたそうです。写真がないのが残念ですが、奥様は大変きれいな方でした。

ひととおりのことを聞いたあと、真所さんに船で海上レストランに連れていってもらい、大変豪華な食事をごちそうになりました。
最後に真所さんから学生に「先生の言うことは聞きましょう」だそうです。

編集部から真所さんへ

大変忙しい時期にお邪魔してすみませんでした。これからも素晴らしい真珠を養殖してくださいね。

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