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東邦学園創立100周年事業
東邦学園創立100周年事業の進捗状況
右は100周年事業コンセプトの「はばたき 新時代へ」です。東邦学園100周年を機に、若者には、高く掲げた志に向けて飛翔して欲しいと願い、学園はその志を支援して、自らも新時代へとはばたく決意を表しています。
1.高校運動施設の快適化
「高校グラウンドとテニスコートの人工芝化」は2021年3月に完了しています。水はけがよく、降雨直後の利用も可能なので体育の授業、学校行事を計画する上でも、大変使いやすいグラウンドになりました。
2.学園総合キャンパス構想
【学園総合キャンパス構想第一期】
当初の学園総合キャンパス構想から2022年1月に一部変更を加えました。購入した大学隣地の一箇所に高校用の「創作棟」を新たに設けるとともに、高校特別棟4階フロアを全面改装することとしました。2023年4月竣工予定です。
2022年度中に、大学S棟一階を"Student Commons"として学生が集い、語らい、キャンパス生活を快適に過ごすための空間に、また今後、大学L棟を"Study Commons"として学生が自主的に学ぶための空間として改修を計画しています。
【学園総合キャンパス構想第二期】
購入した大学隣地にある建物の解体工事に2022年5月中頃より取り掛かりました。愛知東邦大学新キャンパスについては、この会報誌がお手元に届くころには、「東邦学園愛知東邦大学キャンパスマスタープラン2022」が承認される予定です。
3.学園DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進
学園全体のDX化をトップダウン＋ボトムアップで推進するために、全学園組織として「DX推進本部」を設置して担当理事を本部長として配置しました。本部には実施主体として「DX推進室」を置き、副学長の下で全学から教職員を部局横断的に集め、教育研究、業務体制のデジタル化を強力に推進しています。
4.TOHO Global Initiative
高校では、国際探究科発足に向けて準備委員会が検討を重ねています。外部団体から依頼される件も含め、海外からの留学生を積極的に受け入れる方向性で、現在カンボジア、チェコからの留学生の受け入れを決めています。2022年度は2年間できなかった4か国5校姉妹校交流会を8月に実施します。代表生徒6名と教員2名がオーストラリアサレジアンカレッジに派遣されます。7月に名古屋外国語大学の池田教授をお招きして生徒向けに「ロシア・ウクライナ学習会」を実施予定です。
大学では、国際化の拠点として国際交流センターを設置し、2022年度においては下記の取り組みを行っています。
- ポストコロナを見据えた海外留学・海外研修の開発、語学学習の促進、学生と外国人教員との交流機会創出
- 海外大学との連携、研究者招聘、人事交流プログラム開発
- 中国語・英語コンテンツ制作と発信量強化による海外提携校へのブランディング活動推進
なお、東邦学園100周年イベント（国際交流イベント）にあわせたアジアにおけるTOHOブランディング方針についても策定していきます。
5.ビジネス系高度専門職人材の育成
学部・学科の再編成ならびに大学院の設置を検討するWGを設置し、今年度前期を目途に再編成方針を決定する予定です。
右は「東邦学園100周年ブランドシグネチャー」です。 東邦学園全体としての一体感・連帯感・誇りを示すものとしてデザインされました。これから様々な場面で活用していきます。
社会を元気にするThe TOHO EXPO
The TOHO EXPO（The・東邦博覧会）は東邦学園創立100周年記念事業の総称です。
「はばたき 新時代へ」を事業コンセプトにした、心とカラダ、そして社会を元気にする「東邦学園」スポーツ・文化・学術のトータルプレゼンテーションです。その方向は大きく4つ。
1. 広く話題性を高め、「東邦学園の思想を伝え広める」企画です。2023年度に予定している記念式典や、記念誌の発行の他、様々な企画を検討中です。
- 東邦学園創立100周年TV特別番組の放送
- TOHO Philosophyシンポジウムの開催
- 東邦学園版TEDの開催 など
2. 広く話題性を高め、「東邦学園のプレゼンスを高められる」企画です。「東邦といえば野球」「東邦といえばマーチングバンド」といった、ブランドの大 きな構成要素を活用して盛り上げ、東邦学園への共感・好感を訴求できるものを準備してます。
- 甦る青春! 県内強豪校との記念野球大会の開催
- TOHO Marching Band World Project など
3. 「情報を発信・共有する」企画です。ソーシャルメディアを活用し、これまで 以上に情報を効果的に発信できる仕組みを作れないか、検討中です。
- 東邦学園100周年特設ブランドサイトの開設
- 東邦学園公式YOUTUBEチャンネル など
4. 100周年公式活動特別支援「生徒、学生の主体性を高め、誇りや愛校心をはぐくむ」という企画です。様々なイベントが検討されています。
対象は、高校・大学での、教職員が関わる全ての授業や課外活動です。部活動やサークル活動でも、ボランティアなどの社会貢献・地域貢献・国際探求でも、そしてもちろんPBL（問題解決型学習）やゼミでの活動など、授業も対象です。生徒・学生の活躍を促し、さらなる成長の背中を押すような、100周年を記念してこんなことをやってみたい、やらせたい、というアイデアを支援するものです。
皆様から頂いている100周年事業のご寄付は、このような活動にも使われます。若者の志を学園が支援しつつ、学園自らも新時代へはばたかんと、様々な取り組みを今後実施してまいります。引き続きのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
