resignation別辞

人間健康学部 大勝志津穂教授

退職のご挨拶

2007年度から2022年度の16年間、経営学部と人間健康学部の2学部でお世話になりました。愛知東邦大学は私にとって初めての正規大学教員として働く場でした。授業や研究は自分の専門領域なので、正規教員といってもあまり戸惑いはありませんでした。しかし、大学運営にあたる領域は初めてのことばかりで、委員会運営や会議はわからないことだらけだったことを思い出します。当時はかなり気楽に呑気に構えていたと思います。しかし、小規模大学ということもあり、貴学では大学教員としての教育のあり方、研究の進め方、さらに大学運営の考え方や進め方など、多くのことを学び研鑽する機会を与えていただき、私自身、幅が広がったと思っています。様々な機会を与えていただいた大学に大変感謝しています。また、女子サッカー部との関わりは、研究の新たな視点を与えてくれたとともに、女子スポーツ全体に関わる課題を、実際の現場に触れながら考える機会も与えてくれました。それ以上に、女子サッカー部学生との関わりは、第二の大学部活動生活のようで、練習や試合で一緒に喜んだり楽しんだり、悔しい思いをしたり泣いたりと、大人になってはなかなか経験することのない時間を、一緒に共有させてもらいました。本当に彼女たちには感謝しています。

2023年度から椙山女学園大学にて新たな大学教員生活をスタートしています。愛知東邦大学で得た知識や経験を活かし、教育、研究、大学運営に励みたいと思います。創立100周年を迎える東邦学園、愛知東邦大学のますますの発展を祈念しています。

人間健康学部
別辞へ戻る
邦友会育英奨学金のご案内